卒乳が大変な2つの理由と私が選んだ卒乳方法

おっぱいやミルクはいつまであげるべきだと思いますか?
昔は、1歳になったら「卒乳」と言われていました。今も、子供が1歳になるころに、周囲のママが卒乳したと聞いて、「早く卒乳をしなくては」と焦ってしまうんですよね。

今回は、卒乳のベストなタイミングと私が実践した方法についてご紹介します。


なんで卒乳ってこんなに大変なの?

卒乳って本当に大変ですよね。
初めての育児のママは、まだピンとこないと思いますが、私が感じた卒乳が大変な理由は大きく2つあります。

1.おっぱいが張る

想像してみてください。
今まで、2時間おきにあげていたおっぱいが、4時間おきになると、おっぱいがカチンコチンに張ります。

そのうち、しこりが出来ます。
しこりが悪化すると、乳腺炎になりやすくなります。

 

出典:ぱくたそ

2.子供がおっぱいを欲しがる

ママ側は問題なくても、赤ちゃんがおっぱいを欲しがります。
離乳食やご飯をしっかり食べても、おっぱいは別腹というより、おっぱいを飲むことで安心するんですよね。

卒乳のタイミングは?最適な時期を紹介

では卒乳はいつから始めたらいいのでしょうか?
一般的には、以下の時期が卒乳の目安と言われています。

・離乳食だけで、栄養が摂れるようになった
・ストローやコップを使って、水分を摂れるようになった
・ママが仕事復帰するから
・ママが妊娠したまたは、妊娠を考えている
・ママが病気や疲労で卒乳したい

あくまで、目安です。
2歳過ぎまで授乳しているママもいます。

ちなみに私は、子供が10ケ月のときに卒乳しました。
少し早いと思いましたが、離乳食で栄養が摂れるようになったのと、妊娠を考えていたため、卒乳しました。

どうやって卒乳していく?

では、どうやって卒乳したらいいのでしょうか?
雑誌などでは、卒乳する1ケ月前から、授乳回数を1週間に1回ずつ減らしていく方法や、「この日でおっぱいはバイバイだよ」と決めて、それ以降あげない方法が紹介されていました。

出典:写真AC

徐々に減らせば乳腺炎のリスクも減るが途中苦戦も覚悟して!

私がおすすめする方法は、卒乳したい時期から逆算して、3ケ月前から徐々に授乳回数を減らす方法です。たとえば、1歳のお誕生日で卒乳したい場合、生後9ケ月から始めます。

生後9ケ月の時点で、一日の授乳回数が7回でしたら、2週間に1回ずつ減らし、10ケ月で5回、11ケ月で3回になります。ここまで来たらもう少しです。

次は、10日で1回ずつ減らし、うまく行けば、最終的に1歳になった時点で0回になります。あくまで、うまく行けばですけどね。

初めのうちは、順調に減らせても、授乳回数が4回くらいになったとき、なかなか減らせなくて苦戦すると思います。そんなときは、子供がおっぱいを忘れるために、おやつをあげたり、散歩に連れて行って気を紛らわせましょう。

また、急ピッチで減らすと、ママのおっぱいが張ってしまって、乳腺炎になりやすいので、気を付けてくださいね。授乳回数を減らすのと併せて、1回の授乳量も少しずつ減らしていくと乳腺炎になりにくいですよ。
どうしてもしこりが摂れないときは、その時だけ授乳しましょう。搾るとよけいに分泌が増えますから気を付けてくださいね。

卒乳がうまくいかなくて悩んでいるママへ

卒乳は、思ったよりもうまくいかないことが多いです。子供が、おっぱいから離れることができても、ママが乳腺炎になってしまったり・・・。

卒乳がうまくいかないときは、1ケ月後にトライしてみましょう。
他の子と比べてしまいがちですが、卒乳時期には個人差があります。「いつまでにやらなくては!」と焦らず、のびのびとした気持ちで過ごしてくださいね。

ライター Solty

外出大好き!イタズラ大好きな1歳児の母です。

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