イヤイヤ期の癇癪は「見ざる・聞かざる・言わざる」で解決しました

「魔の2歳児」とはよく言ったもので、本当に2歳ぐらいになると「なんでそんなことで!?」と思うところですぐにグズったり癇癪を起したりします・・・。

一度癇癪が起きてしまうともう手が付けられない!そんな時に私はあえて何もしない、という方法でその頃を乗り切りました!

 



 

なんでそこで!?娘の癇癪スイッチがわからない!

 

現在4歳の娘が2歳ぐらいの時のお話です。

2歳のお誕生日が近づいてきた娘は、だんだん自我が芽生えてきていました。

それまでは私の質問に対しておうむ返しで答えていたようなやりとりだったのが、嫌な時は「イヤだ」と言うようになったり、「○○しない」と答えるようになってきたのです。

会話で意思疎通ができること、娘の成長を感じて嬉しく思ったものです。

 

それから少しして、嫌なことが起きると泣き叫んだり床に寝そべってグズるような姿が出てくるようになりました。

ある時は、コーヒーを淹れている時に熱いお湯の入った電気ケトルを触ろうとするのを制止したときにそれが気に入らなかったのか癇癪を起します。

またある時は、スーパーで欲しいお菓子を手にレジに並び、会計時に店員さんに渡そうとするとそれが嫌で床に寝転がって大騒ぎをするなど・・・。

 

出典:ぱくたそ

 

とにかくどこで癇癪のスイッチが入るのか分からない娘に対し、娘の機嫌を損なわないようにとビクビクしながら生活していました。外出時は特に緊張していたものです。

 

声をかけると逆効果!

床に寝そべって大騒ぎをしたり、我を忘れたかのように大泣きする娘に対して声をかけることは逆に娘をヒートアップさせていました。

騒ぐことに対して叱れば、更に状況は悪化します。

全く関係ないことで気をそらせようとか、高い高いなどして紛らわそうとしても通用しませんでした。

 

基本的に、癇癪を起す時は娘の気分を害した時。つまり自分のわがままが通らなかったときに癇癪を起すのです。

そのわがままを聞いてしまえば甘やかすことになる。

そのため、癇癪を止めるためにわがままを聞いてあげるということは絶対にしたくなかったのです。

 

見ざる・聞かざる・言わざる作戦開始!

気を紛らわそうとあやしてもダメ、叱ってもダメならもう距離を置くしかない!と判断した私は、娘が騒いでいる間はとにかく無視をしてみることにしました。

スーパーの中など公共の場で癇癪が起きてしまった場合は、車に戻ったり人気のないところへ娘を抱えて一旦場所を変えます。

出典:写真AC

そして何もしない。目も合わさない。危険なことがないように近くにはいますが、娘が泣きながら抱っこをせがんできたりよじ登ってきても振り払ってとにかく何もしません。

家の中で、そんな状況が2~3時間続いたこともありました。でもここで根負けしてはいけない、心を鬼にして何もしませんでした。

 

だんだん落ち着いてきたときが肝心!

気のすむまで泣いて暴れた娘が、だんだんと落ち着いてきているのはなんとなくわかります。完全に泣き止んではいませんが、人の話が聞けるレベルにはなっています。

そこが重要ポイント!その瞬間を狙って、「おいで」と声をかけてみると娘は寄ってきてギュッとしがみつきました。

娘を抱っこしながら、娘のやりたかったことなどを制止した理由、大騒ぎしたり暴れて要求を通そうとすることはいけないことだということを、娘にわかりやすい言葉で淡々と話します。

そして最後に、「わかった?」と聞くとコクンと頷き、しっかりとゴメンナサイをしてそこでの癇癪は終了です。

出典:ぱくたそ

これを1日に何度もやらなければいけないときもあります。正直面倒くさいですが、いつか癇癪が起きなくなるその日を信じてひたすら頑張ります。

だんだん癇癪を起す時間も回数も減ってきて、たまにはわがままを言って泣き叫んでしまうこともありますが、今では癇癪が起きることはほとんどなくなりました。

 

子供の機嫌取りは必要ない!

癇癪を起し始めて間もないころは、娘の機嫌を損なわないようにと腫れ物に触るかのように接していました。

でもそれではだめだと思ったのです。

 

いけないことはいけないと教えて、それで癇癪が起きてしまったとしても凛とした態度で居続けることが大切です。

癇癪を起したところで要求は通らないということ、癇癪を起してしまえば無視されてしまうということを子供もだんだんわかってくるのです。

 

親も子供とともに成長していくものです。親である私たちがしっかりと自分を持って子供に接すれば、きっと子供はそれに答えてくれますよ。

 

 

ライター ゆつきんとき

4歳娘と3歳息子の母です。子供と一緒に色々なところにお出かけすることが大好きです!

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