
出産や産後には、母親や義母など、身内に手伝ってもらう方が多いかと思います。里帰りをする方も多いですね。
しかし、自分たちだけで乗り切ったママたちも当然います。
私も、その中の一人でした。
私のように、身内に手伝ってもらえず、不安に感じているママの参考になれば幸いです。
多くの妊婦さんは、身内に手伝ってもらっているけれど
私は、家庭の事情もあり、里帰りをせずに出産をしました。
出産を経験した先輩方に話を聞くと、「産後は動くと体の戻りが遅くなると言われているから寝たままで」とか、「冷えるとよくないから水仕事をしてはいけない」とか様々な言い伝え的な事を教わり、先輩方は自分の母親にお世話をしてもらっていたとのことでした。
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先輩だけでなく友人も、従姉妹が出産する時に両親は遠方に住んでいるから、と自分が会社に休みをもらい手伝いに行っていた姿を見て、「やっぱり出産・産後は大変なのか、誰も来てもらえないけど大丈夫なのかな?」と不安になっていきました。
退院したら家族3人の生活が待っています!やっていけるのか?!
予定日を過ぎてもビクともせず、早めに入院をして陣痛促進剤を打ちましたが、なかなか赤ちゃんは産まれず入院生活が長引きました。
結局、帝王切開で産まれて来た赤ちゃん。
入院中は助産師さんにたくさん助けてもらい、帝王切開の傷が痛みヨボヨボ歩きの私でしたがなんとかお世話の仕方を教えてもらい、我が子をたくさん可愛がることができました。
入院中は助けてもらえていたのですが、いざ退院の日が近づいてくると、また「あれ、もうすぐ家に帰って家族だけで暮らすのか。夫婦2人で大丈夫なのか?知識のある人誰かいなくて平気か?」などという不安感が出てきて、ずっとソワソワしていました。
いよいよ初めての育児がはじまります!
退院後は、運よく主人が夏休みだったので、一週間は主人に家事を助けてもらいながら、赤ちゃんのお世話をしていました。
産院でも「産後1週間は安静にしてパパは協力をするように!」と教えてもらっていましたが、あまり頼りすぎても主人の電池が切れてしまっては困るので、私も赤ちゃんのお世話をしながらできる限りの家事をするようにしていました。
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主人の夏休みが終わってしまう前日、「明日から日中は赤ちゃんと2人きりだ…大丈夫かな?」という不安が出てきて、また退院の時と同じソワソワ感がありました。
しかし、いざ2人になってみると全然平気で、「赤ちゃんのお世話をしつつ少しずつだけれど家事もできるじゃないか!」と感動するくらいでした。
買い物はネットの活用を!
赤ちゃんは1ヶ月外出する事ができないので、買い物は週末に主人に買ってきてもらったり、ネットスーパーを何度も利用していました。
当時、車を持っていなかったので重たい食材や、かさばるおむつなども持ってきてもらえるのでとても助かっていました。
ネットスーパー以外にも通販で様々な日用品を買っていたので、毎週ダンボールのゴミが大量に出たのは大変でしたが、外に出なくても困らない生活を送れたので今の時代に産まれて良かったと心から思いました。
身近に頼れる人がいないと困っているママへ
ただでさえ自分が不安になっている時に「2人で大丈夫なの?なんで親御さん来てくれないの?」など、周りに色んな事を言われると、もっと不安になるかもしれません。
しかし、私の経験上夫婦2人でもなんとかなります。
むしろ、自分達だけのほうが自分達のルールで気を遣わずに生活できるので、気が楽だと思います。
もし、本当に困ったことがあったら、住んでいる地域の機関に相談したりすることもできるようなので孤独ではないと感じました。
なんでも初めての事にはドキドキ・ソワソワしてしまうものですが、私の場合、いざ経験してみると「なんだ。こんなものか」という結末が待っている事のほうが多かったです。
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もし頼れる身内の方がいない、どうしようと思った時は「なんとかなる」と気軽に考えるのもいいかもしれませんよ。
もちろん、困ったときや迷った時には地域の子育て支援センターや小児科などに積極的に相談してみてくださいね。
ライター Tomo
現在1歳2ヶ月やや太めの息子を子育て中の主婦をしております。