
スベスベでマシュマロみたいな赤ちゃんの肌。ところがある日、顔や身体にブツブツが!
そんなときの対処法をご紹介します。
私の1歳の娘の湿疹の治療も現在進行中です。
赤ちゃんの皮膚トラブルの種類
出典:写真AC
かぶれ
オムツかぶれや、よだれかぶれなどです。
尿や離乳食などが付着した部分が赤くなったり、時にはブツブツと細かな赤いニキビのようなものができる時もあります。
接触性皮膚炎とも呼びます。
乳児湿疹
新生児から乳児期までに現れるものでニキビのような湿疹から、カサカサとしたものまであります。
新生児期は体を守ろうとすることや母親のホルモンの影響から多くの皮脂を分泌するため毛穴がつまりやすく、ニキビのような湿疹が出ることが多いです。これを乳児脂溶性湿疹と呼びます。
3か月くらいからは皮脂の分泌が落ち着き、今度は乾燥しやすくなります(乾燥性皮膚炎)。
アトピー性皮膚炎
アレルギー反応によってカサカサとした乾燥性の皮膚炎が起きるもので、皮膚が薄いところにできやすいです。
乳児期におきるものは生後3~5か月がピークだといわれていて1歳までにはよくなる傾向にあります。
出典:写真AC
私の娘が経験した皮膚トラブル
先日1歳の誕生日を迎えた娘でしたが乳児脂溶性湿疹も軽く、
「肌本当にきれいね、お母さんのケアが行き届いている証拠」
と声をかけてもらうことが多く、私もケアに自信をもっていました。
ところが1歳になる直前から両頬に白ニキビのようなものがたくさんでき、周りは赤くなってしまいました。
ケアには力を入れていたのにショックでいろいろと調べたり、周りにアドバイスをもらったりしました。
皮膚科で診てもらったところ、よくある湿疹とのことで塗り薬を処方され、現在は回復傾向にあります。
そこで、そのとき学んだ対処方法についてまとめてみました。
赤ちゃんに皮膚トラブルが起きたら?
皮膚トラブルには様々な種類がありますが共通して言えることは
“清潔にすること”
“保湿すること”
“触りすぎないこと”
です。
出典:写真AC
清潔にする
1日1回必ず入浴(シャワー)し、体を清潔に保ちます。うんちをしたときなどが尻浴もおすすめです。
弱酸性のベビー石鹸を使用ししっかり泡立ててやさしく洗います。
ベビー用のボディーソープには合成界面活性剤や香料、着色料など赤ちゃんの肌に良くないものが含まれている場合もあるので、表示をよく見て購入しましょう。
無添加のものなら安心ですね。私のおすすめはドルチボーレ ミルキーベビーローションです。
少し高価ですが、湿疹ができて通院しなければいけなくなる大変さを思えば、安い買い物と言えるかもしれません。
入浴後はタオルで水を吸うように押さえながら拭きます。
ゴシゴシこすったり、水分を残したりしないようにします。
汗をかいたり離乳食で汚れてしまって、何回もシャワーを浴びると赤ちゃんのデリケートな皮膚には負担がかかります。
多くてもシャワーは1日2回くらい、石鹸は1日1回にしましょう。やさしく濡れたタオルでふき取るのもいいでしょう。
保湿する
体を清潔にした後はすぐにベビーローションやベビーオイルで保湿します。
ドラッグストアや赤ちゃんグッズ店でたくさんの種類のローションが販売されていますが、自分の赤ちゃんに合ったものを使用したほうがいいでしょう。
香料や着色料を使っていないのはもちろんのこと、顔や手に塗ると赤ちゃんが舐めてしまうので、赤ちゃんが舐めても大丈夫な商品がおすすめです。
ですから、保湿も無添加のものがいいですね。
触りすぎないこと
ブツブツと湿疹ができてしまって気になってしまいますが、触れることにより炎症が悪化してしまいます。
手についている細菌を、赤ちゃんに付着させないためにもまめに手洗いし、ローションなど塗る際は自分の手も清潔にしてからおこないましょう。
皮膚科を受診する
自宅のケアだけではよくならないこともありますので、その際は皮膚科を受診しましょう。
もしかしたらただの湿疹ではなく、感染性の炎症かもしれませんので、自分で判断して市販薬を使用するのは、きれいに治すためにもおすすめしません。
いかがでしたか。かわいい我が子の肌を守れるのはお母さんの役目です。毎日のスキンケアがすべすべお肌を保つ秘訣です。
ライター あや
現在1歳の長女の子育てと仕事に奮闘中。
子育てグッズを試していいものに出会えたときの幸せがなんともいえません。