
私が毎年、夏休み前に直面するのが子供との夏休みの過ごし方です。
通っているスイミング教室の夏季教室や実家に帰省などの予定を組み込んでも、やはり夏休みは長い!
そんな時に、比較的家から近いインターナショナルスクールで行われているサマーキャンプを知りました。
インターナショナルスクールのサマーキャンプとは
各学校(インターナショナルスクール)によってもプランは変わってきますが、春休み・夏休み・冬休みを利用し短期間で英語漬けでの学校体験ができます。
サマースクールや、サマーキャンプなど呼び方が違う事がありますが、一般的にサマースクールであれば勉強を主にし、サマーキャンプの場合は日帰りでアクティビティを楽しむといった感じになります。
はじめてインターナショナルスクールのキャンプを体験するお子様であれば、学校に入ったその瞬間から日本の学校とは違った「外国の学校」といった雰囲気を楽しめると思います。
出典:写真AC
普通の幼稚園に入れて長期休暇はインターナショナルスクールで
我が家から車で30分ほどの距離にインターナショナルスクールがあったので、幼稚園に入園する年齢になった時に、日本の幼稚園に行かせるか、インターナショナルスクールに行かせるか悩みました。
主人がアメリカ人なので今後アメリカに住むことを見越し、なるべく早いうちから英語での環境に慣れさせたいという思いと、一方日本で過ごす限られた時間を日本の幼稚園や小学校で過ごさせてあげたい思いが入り乱れていました。
結局、日本ならではの行事や文化を体験してもらいたく日本の幼稚園に通うことになりましたが、インターナショナルスクールでは夏休みや春休みにキャンプがあることを知り、夏休みを有意義に過ごしてもらおうと毎年参加してきました。
インターナショナルスクールのサマーキャンプの内容は濃い!
学校によっても内容が異なってくると思いますが、子供が通っていた葉山インターナショナルスクールのサマーキャンプの場合、7~8月の2か月間にわたり毎週異なるテーマが設けられ、一週間単位で申し込むことができます。
朝8時半頃にはスクールバスが家の近くまで迎えに来て帰宅は3時半頃でしたので、普段幼稚園で過ごす時間よりも長くサマーキャンプで過ごすことになり、子供は遊び疲れてバスでは爆睡しながら帰って来る毎日でした。
サマーキャンプの流れは、全員集まって英語の歌を歌ったり、校舎の外の芝生エリアで滑り台付きの水遊びをしたり、近くの海岸や公園までの散歩や、年齢によってはカヤックに乗ったりします。
出典:ぱくたそ
先生も多国籍で、もちろんクラスでの言語は英語のみ。
日本語しか分からないお子様ももちろん大勢参加していました。
ちょうどリオオリンピックが開催されていた去年の夏に参加した際は「Olympic」がテーマの週で子供はトーチやメダルなどを工作で作っていました。
外遊びと室内遊びと、とても内容の濃い時間の過ごし方をしてきたと思います。
サマーキャンプのメリット・デメリット
良い点はやはり、日本の学校では体験できない英語のみでの学校生活が送れることです。
毎朝全員そろって歌う歌があるようで、一日目、二日目ではまだあやふやだった歌詞やメロディーも五日目にはばっちり兄弟そろって英語で歌えるようになっていてびっくりしました。
気になる点は、英語初心者のお子様であれば、最短一週間のキャンプで英語を習得するのは厳しいという事です。
耳が英語に慣れることはあるでしょうが、話せるまでには時間がかかってしまいます。
4~5週、連続して通っているお子様もいましたが、お値段の問題もありますのでその辺も気になってしまいますよね。
出典:ぱくたそ
最後に、インターナショナルスクールと言うと聞こえは遠い存在かもしれませんが、こうして夏休みや春休みなどを利用して短期間で、日本にいながら「海外留学体験」ができます。
お子様の好奇心をさらに広げる一歩になるかもしれませんよ。
ライター あおば
2児のママ。日本生まれ日本育ちの子供はバイリンガルで成長中!