
赤ちゃんが生まれてから、すぐに始まるのが予防接種です。
我が家の娘(現9歳)が生まれた時に、「この小さな体にこんなにも注射を打つの?」と驚いた記憶があります。
赤ちゃんの予防接種のスケジュールをどうしようか?と迷っているママさんの為に、実例を紹介しながら、予防接種のスケジュールについて解説します。
生後2ケ月から5ケ月の期間の予防接種
娘の時には、最初の予防接種BCGを生後3ケ月の時に接種、そして生後4ケ月の時にDPT(3種混合)を接種しました。
しかし、予防接種自体の数は増え続けています。
そして、予防接種を始める時期も1ケ月早まっています。
出典:写真AC
2017年現在のおすすめ予防接種スケジュールの例をご紹介します。
生後2ケ月
B型肝炎1回目、ロタウイルス1回目、ヒブ1回目、小児用肺炎球菌1回目を接種します。
ただし、ロタウイルスの予防接種は任意接種となっています。
こちらの4種類の4週間後には次の予防接種を接種したいので、2ケ月になったらすぐに接種できるといいかと思います。
生後3ケ月
B型肝炎2回目、ロタウイルス2回目、ヒブ2回目、小児用肺炎球菌2回目、4種混合(昔の3種混合)の5種類を接種します。
生後4ケ月
ロタウイルス3回目(3回接種の場合のみ)、ヒブ3回目、小児用肺炎球菌3回目、4種混合2回目を接種します。
ただし、ロタウイルスの予防接種に関しては2回接種と3回接種のものがあります。
生後5ケ月
4種混合3回目、BCGを接種します。
生後6ケ月から1歳の期間の予防接種
生後5ケ月までに順調に接種していれば、6ケ月をすぎると、少しスケジュールに余裕が出てきます。
また、6ケ月からインフルエンザ(任意)の予防接種も受けることができます。
ちょうどインフルエンザ予防接種の時期(10月~)なら、インフルエンザの予防接種も組み込ませることもできるので、インフルエンザの予防接種を組み込ませたい方はかかりつけ医に相談してみてください。
出典:写真AC
生後7ケ月以降
1回目のB型肝炎の接種後139日後に、3回目を接種します。
1歳
MR、おたふく、水痘の予防接種をします。
おたふくの予防接種は任意です。水痘は任意でしたが、平成26年から定期接種となりました。
予防接種後は赤ちゃんの様子に気をつけて
予防接種が終わると、一仕事終わった感じがしますよね。でも、予防接種後にも赤ちゃんの様子をみてください。
病気を予防する予防接種ですが、もちろん副作用もあります。なので、赤ちゃんによっては副作用がでるかもしれません。
予防接種後に何かおかしいな?と思ったら、かかりつけ医に相談してください。
わからない事は些細な事でも相談を
赤ちゃんの予防接種って、初めての子供だったりすると、本当にわからないことだらけですよね。
「スケジュールをどう組んだらよいのか?」
「任意は接種した方がよいのか?」
「もし予防接種を忘れてしまったら…?」
といろんな疑問や不安が出てくると思います。
娘の1番最初の予防接種の時に、私が先生に言った言葉は
「予防接種がたくさんありすぎてわかりません。先生、予防接種のスケジュールを組んでください!」
でした。
出典:写真AC
今、思うとちょっと恥ずかしいですが、初日に先生に言ったことで、不安がなくなりました。
なので、不安な事はなんでも相談した方がいいと思います。
最後に
普段の家事、育児が忙しい中で、予防接種のスケジュールを組み、赤ちゃんの体調を整えて…、予防接種が忙しい赤ちゃんの時期は、気持ちもせわしなくなるかもしれません。
けれど、予防接種は赤ちゃんにとってとても大事なことです。
スケジュールを上手に組んで、受け忘れのないようにしましょう。
ライター まあさ
現在9歳の娘がいます。娘は注射嫌いで、当時は大泣きでした