【海外育児事情】子連れでヨーロッパのクリスマスマーケットへ

日本はますます寒くなってきたころでしょうか?
私の住んでいるアフリカにも大きなお店にはクリスマスプレゼント用のおもちゃが並ぶようになってきました。

こんなにおもちゃが入荷されるのは1年のうち11月下旬~12月中旬までです。ヨーロッパからの輸入品なので、とてもいいお値段するんですよ~。(たぶん通常の2~5割増の価格設定です)
うちは一時帰国の際に子どもたちの誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは1年分事前購入して、その日が来るまで隠し持っています。やっぱり私は日本のおもちゃが好きです。

本場ヨーロッパのクリスマスマーケット

さて、話がそれましたが、今回は本場ヨーロッパのクリスマスの催し物、特にクリスマスマーケットについてご紹介したいと思います。

出典:写真AC

 

11月下旬から12月25日まで(場所によっては新年が明けるまで)ヨーロッパの各地で大なり小なりたくさんのクリスマスマーケットが開催されます。
クリスマスマーケットの始まりは、ドイツで街の人々が広場に集まり、クリスマスの準備に必要なものを交換しあったことだと言われています。

通常の市は週末の朝限定だったり、ファーマーズマーケットは水曜日だけだったりと常設されることは少ないものです。
しかし、クリスマスマーケットは期間中毎日オープン!クリスマスの準備品を買い求めるお客さんでにぎわいます。

なんだか日本の大晦日みたいでしょ?
日本からこの時期を狙ってツアーが組まれることも多いようで、日本人らしき観光客にもよくお会いしました。

世界三大クリスマスマーケット

世界三大クリスマスマーケットをご存知ですか?
その3つすべてがドイツに集中しています。

世界一有名なニュルンベルク、世界最古のドレスデン、世界最大のシュトゥットガルト、どれか聞いたことがあるでしょうか?

出典:写真AC

 

私は当時妊婦でしたが、1歳の娘を連れてシュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行ってみました。

11月下旬のことでしたが既に雪が積もるくらいの寒さです。
「ダウンジャケットのフードはファッションのためではなく、本当に防寒のためにあるのだ」
というヨーロッパの人々の言葉を、身をもって知りました。

混雑した場所に行くのでベビーカーは邪魔になるかなと抱っこ紐も持っていきましたが、意外とベビーカーでクリスマスマーケットを回っている人は多く、全然ベビーカーで大丈夫でした。

クリスマスのオーナメントを売るお店、キャンドル専門店、そしておいしい料理の屋台がたくさん!
グリューワイン(スパイスいっぱいのホットワイン)と炙ったソーセージをはさんだパンが最高においしかったのを覚えています。

娘が食べられるようなものがあるかなと心配していましたが、ドイツ名物のじゃがいもやチーズを使った料理もあり、パクパク食べていました。
私は妊娠中だったのでグリューワインの子ども版キンダープンシュを娘と分けていただきました。

かわいらしいマグカップに入れてくれるのですが、こちらのカップはデポジット制になっておりお店に返せばカップ代が戻ってきます。
カップのデザインは毎年変わるらしく、せっかくだったのでお土産に持って帰りました。

肝心のオーナメントはというと…悩みに悩んで買ったのは、木でできたサンタさんだけ。
何度も同じ屋台で買うかどうか悩んでいるのを見て、店のおじいさんがちょっとまけてくれました。
小さくても壊れにくい素材なので、このサンタさんは私たちの引っ越しのたびについて来てくれています。

出典:写真AC

 

きらびやかな雰囲気なのに、温かい感じもして、クリスマスマーケットは本当に楽しい空間でした。
いつかまたヨーロッパに住むことがあればぜひまた行きたい場所です。

ドイツの人々はとても優しく、子連れでも安心して旅することができる場所だと感じました。
海外旅行好きなご家族はヨーロッパのクリスマスマーケット巡りも候補に入れてみてくださいね。

ライター めりーまま

海外と日本を行ったり来たり。
5歳と3歳の姉妹を育てています。



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