
「子どもと科学館へ行きたいけれど、小さい子を連れて行っても大丈夫かしら?」
「そもそも、興味を持って楽しんでくれるのかしら?」
子どもと一緒に科学館を一日中回るのには、相当な体力を消耗します。
でも、できれば帰る時まで笑顔で楽しくいたいものです。
そんなママやパパにおススメしたい多摩六都科学館です。
ママ・パパに優しい多摩六都科学館
多摩六都科学館は子どもと一緒に行くママ・パパが助かる工夫がたくさんあります。
親子に優しい広さ
とにかく規模が丁度良いのです。各フロアの展示室は全体を見渡せる位の広さで、子どもがどこにいるのかすぐに分かります。
各階をつなぐ緩やかなスロープのコーナーにはテーブルやベンチがあり、ちょっとした休憩スペースになっています。
本を読んだり、ウトウトしたり、ママとパパで交代して足を休めてみるのも良いと思います。
子どもは親が「ここにいる」と分かっているので安心して遊んでいます。
靴を脱いで遊べるスペース
靴を脱いで遊べるコーナーがあると、小さい子を連れているママやパパは助かりますよね。
絵本があったり、ジェンガがあったり、小さい子を飽きさせない魅力がいっぱいです。
下の子と一緒に遊びながら、上の子がどこで何をしているか見ていられるので、とても安心でした。
出典:写真AC
大きな窓で囲まれた明るい休憩室
一日中遊ぶには休憩が必要ですよね。
多摩六都科学館の休憩室は、我が家にとっては、また訪れたいと思える理由のベスト5に入ります。
休憩室の大きな窓からは太陽の光が降り注ぎ、外の木々の緑が美しく開放感があります。
我が家はいつもお弁当とおやつを持参して、この休憩室を利用していました。
少し手抜きをしておにぎりだけだったとしても、この休憩室で食べるととても美味しく、リフレッシュできたのです。
休憩室にはお手洗いや、授乳室、水飲み場、自動販売機もあります。
過去に数回だけ満席に近い時がありましたが、それでも十分リフレッシュできました。
100席以上ありますので、時間を少しずらせば快適に過ごせると思います。
子どもを夢中にさせる六都科学館の魅力
多摩六都科学館に我が子が夢中になったポイントをご紹介します。
クイズラリー
我が家では、六都科学館に行きたい理由ベスト1がクイズラリーです。
各フロアに1台あり、そのフロアに展示してあるものから出題されます。
正解するとポイントゲットとなり、これが想像以上に夢中にさせてくれるのです。
出典:写真AC
そしてこのクイズラリーの魅力を支えてくれているのがポイントを貯めるカードです。
長男が初めて発行した8月は、大好きなヘラクレスオオカブトが写っているカードだったのです。
お気に入りのヘラクレスオオカブトの横には自分の写真が印刷されています。
このカードを手にした息子は大興奮でクイズラリーを回っていました。5年経った今でも大事に持っています。(入館して右側を見ると発行機があり、200円で作成できます)
知育玩具体験コーナー
パズルや知恵の輪、タングラム等の知育玩具に挑戦することができます。
ちょっと足が疲れたな、と思う時は座ってみると良いかもしれません。大人でも夢中になってしまいます。
長い時間悩んでいると、ボランティアの方が優しくアドバイスしてくれます。
祖父母が孫に接してくれているような、そんな雰囲気があって我が家のお気に入りのコーナーとなっています。
1時間近くこのコーナーにいることも少なくありません。
体験コーナー
六都科学館のイベントはとても充実しています。
参加型のイベントは人気が高いため、開園から1~2時間で予約がいっぱいになることも多くあります。
子どもは、実験に使った道具とかイベントで作ったものを持ち帰ることも魅力だったようで、6年前のイベントで作ったものを今でも大事に保管してあります。
こういった体験によって得た知識は、何も勉強しなくてもずっと定着しているものです。
多摩六都科学館の展示は他の科学館と違い、体験型の展示がとても多いのです。
子どもを飽きさせず、無意識のうちに興味を持たせて夢中にさせてしまう、そんな魅力があるのです。
世界一に認定されたプラネタリウム
投映機のケイロンⅡは1億4000万個を超える星を投影することができ、世界一に認定されているプラネタリウムです。
日常では満天の星を見ることができないので、子ども達は降るように輝くたくさんの星に圧倒されていました。
解説が子どもにも理解しやすいせいか、下の子も飽きずに最後まで見ることができています。
出典:写真AC
最後に
小学校高学年までは科学館へ行くとなれば多摩六都科学館でした。
科学館は、理科を身近に感じて欲しい、欲を言えば好きになって欲しい、そんな願いを自然に叶えてくれました。
カブトムシがしがみついて離れない時にはカブトムシのお尻をコチョコチョすれば簡単に歩いてくれるよ!と昆虫展で教わった息子は、それ以来ずっと昆虫博士にでもなったかのように、様々な場面で得意気にカブトムシをコチョコチョしています。
昆虫学者になりたいと言っている長男の原点は多摩六都科学館なのかもしれません。
ライター まちこママ
5歳と13歳の母です。10歳までは親の思う通りの環境を作ることができると信じて、子育てに奮闘しています。